私たちは、平成16年青森県漁港建設協会に設置された、『青森県の藻場環境を創える会』の活動を通して、日本最大の面積を誇る陸奥湾のアマモ場について創えてきました。

 その活動を通して、1978年から2000年まで、陸奥湾のアマモ場が2,000ha以上減少したと判明し、現在はもっと減少していると考えられています。減少の原因としては、人間の経済活動による沿岸域の埋めたて、護岸工事、地球温暖化、水質汚濁、ナマコやホタテ貝の桁曳き操業等で消失していると考えられています。

 そのアマモとは、海草で、光合成により酸素を供給し、また、葉や地下茎を通して窒素やリンを吸収、水・底質の浄化を有しており、海域・地球環境へ重要な役割を果たしています。また、潮流を和らげるので、稚魚の育成場・魚類やイカ類の産卵場・成魚の棲息場・ウニやナマコ類のエサ場・貝類やナマコ類の浮遊幼生の着底場となり水産動物にとって重要な機能を果たしています。

 その重要なアマモ場を造成・保護する活動を現在も進めています。

私たちの生活にとっても重要なアマモ藻場の

Environmental Communication=環境

Ecosystem=生態系

protection=保護したい。

project=造成するためのプロジェクトがしたい。

power=アマモ藻場環境が持つ能力・影響力をもっともっと考えていきたい。

peace=アマモ藻場環境が生物にとって平和や安心を与えている。

このような想い、観点からecoという単語の中に色々な意味を持つpを入れて、

epco」という名前を付け、同士が集い、活動しています。

 

アマモ場のイメージ